2005年09月24日

変スパン

変スパンに苦手意識があり、ずっと7*7でやっていたのですが、今回の2課題は、変スパンを使いました。

エスキースFAQによると、スパン決定要因は、

1、外部条件からの要因(敷地寸法52mなどのいかにも怪しい敷地形状ですね)
2、集合住宅などの南面するスパン数から来る要因
3、所要室の面積が50m2系か、40m2系かという要因

の3つだとされています。

これだけ聞いても頭では、なんと無く理解できますが、使いこなすことは、できませんでした。しかし、逃げていてもプランニングの幅を狭めるだけですし、使っていくことにしました。使っていたら上記の3つの要因を体感できてきました。

まず、1番。
僕は建築可能面積を算定するとき、7*7でとり合えず仮決定します。その時に、敷地に後どのくらい、余裕寸法があるのかチェックすることにしました。例えば、東西敷地長さ50mの時、6スパンで42m、左右に4mづつ空きをとったとします。僕たちは、最小敷地空き寸法を2mと指導されていますので、左右2mづつ、計4m余裕寸法があります。4mの場合、あと2mあれば、6mになります。つまり、7mスパンを2つ6mスパンにすれば、「7mスパン、2つ」を、「6mスパン、3つ」にする事ができます。6mスパンにする位置は、どこでも可能です。当たり前の話です。しかし、最初にチェックしておかないと、いちいち外部条件に戻ることになり、結構時間がかかります。広場に関しても同じです。「〜以上の円」や、面積などから、余裕寸法を把握しておきます。8mスパンの場合は、建物が伸びるだけだから、簡単です。

次に、2番。
別に集合住宅じゃなくても、スパン数が必要な時があります。「〜と一体的に利用」、「直接出入り」、「〜を眺める」、などの面する規定の部屋数が多い時です。「〜を眺める」の場合は、階分け可能。それ以外は、さらに厳しく多くが階指定です。集合住宅と違い建築物をカギ型にする手もありますが、同一面配置の場合、面する規定が、1フロアに3室以上(面積40m2以上)ある場合は、1で考えた変スパン数と相談する方がよさそうです。

最後に、3番。
これについては、プランがある程度みえてないと、導入するのは難しいです。はっきり言って、僕もできません。今回の課題では、40m2系の部屋が多いゾーンに1で考えた変スパン数を配置しましたが、どうもしっくりいきません。40m2系の部屋の場合、7*6のほうがプランがすっきりしますが、現時点では、重要度の低い動線から切っていけば、7*7で押し通す事も可能だと考えています。

参考ブログ:資格ゲット大作戦!!
変スパンの事も少し、書いています。うずまきさんのコーチングには、頭が下がります。
posted by kid at 22:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 一級建築士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
せっかくなので、変スパンについて記事としてまとめてみました。
http://blog.livedoor.jp/aquarids/archives/50099689.html

ざっと書いてみただけですので、気がついたらたまに改定すると思います。

ひとつだけ付け加えると、私は7*7で押し通したことは一度もありません。
Posted by uzumaki7 at 2005年09月25日 23:47
記事、拝見しました。非常に参考になります。ちなみに、最近やった課題でホール240m2、特記事項に備品倉庫、さらに別諸室のホワイエ隣接なんかで、7*7できれいに納まる課題がありました。うずまきさんの言う、レストランと同じような話ですね。
Posted by at 2005年09月26日 21:55
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